※観劇済:TRUMP(Dステ)、SPECTER(初演、再演)、グランギニョル、マリーゴールド、LILIUM
※特に時系列もなにもなく、思いついた順に書き出してるので脈絡はない
※長い
~追加の感情~
星の方の感想で、ウルもアンジェリコも己が父の子であると信じられた、って書いたけど
アンジェリコはもしかして、自分は父の子ではないのかもしれないって……心のどこかで思ってたり……するのかな……
ディエゴにそんな指摘をされた時、アンジェリコは激昂してたんですよね……
みんな、図星を突かれると怒りますよね……
そう考えると、もしかしたら己は父の子ではないのかもしれないという不安を持ちながら、それでも貴族としてフラ家の者として気高く在ろうとするアンジェリコ様はね……
泣きそうになってくるね
勝手にラファエロの天秤シーンって呼んでるけど、あのアンジェリコかウルか、の時
天秤がウルに傾いた時、アンジェリコはラファエロでもディエゴでもなくウル(エミール)を襲うんですよね……
もうあの時のアンジェリコの心境はぐちゃぐちゃで一言では表せないんだけど、そんなずたぼろの状態で選んだのはウルを殺すこと、なんですよね
傾いた天秤は、器の中身がなくなれば逆に傾くよね……
そも、ラファエロの中でアンジェリコはウルと天秤に乗せられるほどの存在では……あるんだよな……
ディエゴにどちらか選べと言われた時、躊躇するんですよ
そんな、選べない、と言わんばかりに
アンジェリコは確かにラファエロのことを知らないまま僕はラファエロを全て知っているんだ、と
間違った思い込みであり執着ではあったけれど、それでもラファエロもアンジェリコの存在に安らぎを覚えてたんですよね……(ここサビ
二人に共通していた感情が「ただ、父に愛されたかった」なのがあまりにも……
ダリちゃんとゲルハルト卿ほんと子育てが下手……
月が出てきた時、絶対これ終盤で赤い月になるやつだ!!!!!!!!って思ってたら本当にきてガッツポーズしたし、その表現が、瞳が血で染まりその瞳からみえる月、なのがあまりにも表現が美しい。百点満点
その血で染まった瞳は、グスタフの鏡写しだね……よかったねドナテルロ……
月は哀しみ、月は綺麗、哀しみは綺麗
ところで、すぺくたーで言われてる片目が銀色の吸血種ってグスタフなんですかね……
時系列が混乱してきてわからねぇ……
目が潰されたドナテルロの可能性とかあったりします……?
繭期暴走事件で会議してた時のティーチャー方、TRUMPはいるいない問答の時にグスタフはそんなものいるわけない、ミケランジェロもいるかもしれないけど御伽噺、と言ってたの
彼らはヴラド機関だから、いるの知ってて否定したり隠したりしてたんだよね……
ねっ、ティーチャークラウス!!!!!!!
甘えん坊ラファエロと泣き虫アンジェリコの幼少期ホームビデオみせてくれよ……ゲルハルト卿の脚に隠れるアンジェリコ様みせてくれよ……
序盤のお互い負けず嫌いでこう言い合ってた時が、一番お互いを想ってた時だよなぁ……
最後の殴り合いのあとの決別シーン
泣き虫アンジェリコはもういない、甘えん坊ラファエロももういない
かつての友情は、血が洗い流してしまった
あまりにも哀しい美しさだよね……
思春期の少年二人が殴り合って、ここまで爽快感が微塵もないの、本当になんなんだよ……
あのシーンでラファエロが去った後、一人泣き崩れるアンジェリコ
それに駆け寄ろうとするモローも、それを止めるジョルジュも、よかった……よかった……
最初に繭期暴走でアレンを探す子の名前がピエール(?)で、一瞬ピエトロと関係あるかと思ってしまった
これは個人の趣味なんですけど、共同幻想って……いいよね……
ジュリオちゃんに感じてた既視感の正体がわかった!!!!!!!!!!!
コジョンドだ!!!!!!!!!!!!
色んな人の感想とか考察とかみててふと思ったのは、私ドナテルロにそんなに嫌悪感抱いてないんですよね
私の趣味嗜好は置いといて
大人は子を守るものって原則思ってる私が、明らかに子どもを食い物にして自分の理想を叶えようとするドナテルロに嫌悪感がない理由
ちょっと考えてみたんですけど、多分私にとって彼は”子ども”分類なんだなって……
本性表した時から多分、ずっと私は彼を子どもとして見ていたから、嫌悪感も忌避感もなく
子どもの我儘、なんだなってみてたなぁと思いまして
もう一度繭期になりたい、あの頃に帰りたい、と周りを盛大に巻き込んでとんでもないことをした彼は、精神的に繭期を越えられなかった、子どもだなぁ、と
やってることは狡猾な大人そのものなんだけどもね
ライトの話~~~~~~~~
今作はアンジェリコが主人公のお話じゃないですか
星ではウルにとっての星ソフィを橙(黄)で照らしてたんですけど、月で同じ色で照らされたのはやっぱりラファエロなんですよね……
記憶がおぼろげなので自信はないけど、星と比べたら月でその色で照らす時間めちゃくちゃ少なかった気がして……
アンジェリコにとっての星であるラファエロは、星ではなくなってしまったんだ……な……
今回のアンジェリコラファエロがあまりにも致命的に決別してしまったのをみると、ゲルハルトダリが決別せず今もうまく付き合ってるのが……効いてきますね……
アンジェリコはラファエロにすべてを理解してもらおうと、すべてを理解しようとして、ダメだったわけだけど
ゲルハルトはダリに自分からすべてを打ち明けるわけではなく、それでも友として隣に立ちたいと思い叶っているわけだけど
ここの違いは、自分ではない存在の心をすべて理解できないことを知らないか、知っているか、な気がするな……
アンジェリコはラファエロのすべてを理解できないことを知らないし、自分のすべてを理解してほしかった
ゲルハルトはダリのすべてを理解できないことを知っているし、自分のすべてを理解してもらおうとは思っていない
そりゃそうなんだけど、ゲルハルトの方が大人だったんだよな……
私は星→月の順番で見たから、エミールが出てきた時まじで「ウル!?なんでお前がここに!?」ってラファエロお兄ちゃんとシンクロしちゃった
星のキャスト表確認したあと、おっウルの人も月に出るんか!ウルもまた出てくるんか!って思ってたから、まさかの過ぎてめちゃくちゃびっくりした……びっくりしたよねラファエロ……わかるよ……
そういうことする……
そして繭期を越えたエミール、繭期の症状が落ち着いたラファエロから見るエミール。本当に、別の子で、そりゃそうだ……そうなんだ……って呻きますよね
まぁエミールはどんな見た目だろうと繭期を越えようと妖精さんなんですけどね
ディエゴに逢いに行く時に差し入れを籠に入れて持っていくのあまりにもCute妖精さんじゃん???
~ドナテルロ回顧録摂取~
お前に!!!!!!都合がいい!!!!話にするんじゃあない!!!!!!!!!!
さもシルバーアイが悪くて~ぼく悪くなくて~再会したのも偶然でぇ~みたいに騙るんじゃあない!!!!!!!!!!!!
最後までミケランジェロの名前思い出さないあたり、本当に眼中になかったんだな……
そんなミケランジェロが、グスタフとコンビ組んでるのみて、ねぇねぇ今どんな気持ち?って聞きたい
てかドナテルロ、君お兄さんいたの……君弟属性だったの……
ヘルクランの概念結構前からあったんですね!?!?!?!?
てかもしかして、この時のシルバーアイ=グスタフの犯行がすぺくたーバンリの嫁リリーの話か!?
若い人間の夫婦が吸血種に襲われ……身重の妻が犠牲に……犯人は片目が銀色の吸血種……
これ完全にすぺバンリ夫婦の話ですやん……
ですやん…………