この度なんとかかんとか無事に同人誌を発行するに至りましたが、どうしてこうなったか備忘録も兼ねてだらだら語ります。多分阿呆みたいに長くなりそう。暇つぶしにでも。
サブタイトルは、キンプリとエィスとジョージと私の遍歴についてのはなし。
なお私は雑食です。どの組み合わせでもおいしくいただきます。
さて。
まず私は長年オタクをやってきて時折小説を書きつつ基本は読み専の民でした。深く広くというタイプで、がっつり嵌まり込んでは抜けなくなり人生にどんどん好きが増えていく人種です。生きるのがたのしいね。
ひとつのジャンルやCPのことを常ごろ考えているタイプではなく、スイッチを切り替える方でして。好きなものはずっと好き。
言い方を変えればひとつの存在に執着、わかりやすく言えば今回のように本を出すほどに熱狂するタイプではありませんでした。
故に昔からよろずサイトを名乗ってます。好きな時に好きなものを好きなだけ、のんべんだらりと書いていくがモットーです。それだけはいつまでも変わりません。
話を戻しましょう。
元よりキンプリのオタクで、映画一作目からハマっております。正確にはRL見てたはずなんですが、たまに時間が合えばリアルタイムで見ていた程度の人間だったのでキンプリと同じシリーズと知らなかったんですよね……虹の向こうのパ〜ラダ〜イスで記憶が呼び起こされるとは。
RLはキンプリ後に全視聴してます名作だから全人類見てください。
で。
もちろんキンプラもめちゃくちゃにたのしみにしててもうぼろぼろに泣きました。ヒロ様おめでとう……あなたがキングだ……。
そんな中、新キャラ高田馬場ジョージくん。最初の印象を思い起こすと「杉田」しか出てこない……すごいよsgtさん……。
そんな彼が実は口パクで、ゴーストシンガーがいると知った時、「うわそれわたしがすきなやつだ」と思いました。今考えるとこれがエィスくんとのファーストコンタクト。名前すら知らない時期。
ぼんやりと見えてくるゴーストシンガーの彼に、同じくぼんやりとあー好きなタイプのやつだなー……と思ってました。
あのシュワルツの環境で、売り出されてるスタァのゴーストシンガー。闇抱えてそうでにこにこした覚えがあります。
そんな中、池袋エィスくんに落ちた決定的なイベントがありました。
そう、キンプリMRSです。サプライズゲストとして登場したTheシャッフル。その中心にいたジョージGS役のkbttさん。
もう円盤にもレポにも残ってない私の記憶の欠片なので、幻覚かもしれないんですけども……。彼が何度もsgtさんにお礼を言ってたり、「高田馬場ジョージのゴーストシンガーの、あっ池袋エィスって言うんですけどね!」「高田馬場ジョージ、ゴーストシンガー役……池袋!!!!!!!!エィス!!!!!!!!!!役の!!!!!」ってめちゃくちゃエィスくんの名前を強調してたり、パフォーマンスで周りを押しのけて前に出る様子を見たり、なによりもあの歌声を聴いたり。
そこで、私の中でぼんやりしていた池袋エィスくんの存在がはっきりしたというか。きっとこういう子なんだろうな、というのがkbttさんを通して見えた気がして。
なによりやっぱり、彼の歌声がめちゃくちゃ好きで。そこで私は池袋エィスくんに落ちました。
それからはらぶみっくすと恋ロを無限リピしてました。
時は流れSSS。
キンプリの新作にうきうきしていた私を横から殴りつけてきたのは、まさかの池袋エィスくんのビジュアル解禁。
正直このまま存在を闇に葬られることも覚悟していたのでめちゃくちゃびっくりしました。ああ〜〜〜〜CVにkbttさんの名前がある〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
1話からチラ見されてめちゃくちゃ嬉しかったです。まさか初めて見る君が風呂場の全裸仮面とは思わなんだ。
そして、件の5話。
実はもうその時の感情は「池袋エィスくんデビューおめでとうございます!!!!池袋エィスくんデビューおめでとうございます!!!!!!!池袋エィスくんデビューおめでとうございます!!!!!!!!!」しかなかったんですよね。
話の内容は言わずもがな最高で、池袋エィスくんは無事にデビューして、万々歳。仲良しなシャッフルちゃんの保護者目線だった。
MRSで感じたように態度悪い皮肉屋で野心ばりばりで対抗意識持っててジョージのこと大嫌いでそれでも自分の歌に自信持ってるエィスくんをお出しされて狂喜乱舞してましたね。ありがとう君のことが好きで本当によかった。
その話をしていた時に友だちに言われたのが「エィジョなの?ジョエィなの?」なんですよね。
その時は、そういう風に全然考えてなくて。実は。言われて脳内でシミュレーションまでしたんですよ。なのに、当時の私の脳内では二人がくっつくことも好きになることもなくて。実は。ここだけの話。二人ともミヨちゃんに恋して破れてる図が好きでして。
結局、その時の結論として「二人はCPじゃないかな」でした。驚きですね。私も驚いてます。
そんな私がどうしてこんなことになったのか。その答えは、テレビ放送版の……そう、EDです。
劇場版から時間が経って私の中で池袋エィスくんという存在をようやく受け止めきれた頃。それはやってきました。
某レジェンドグループの某名曲。その曲を歌う高田馬場ジョージGSのエィスくん。その凶器で後頭部を殴られ、完全に気が狂いました。
そんな。
そんなあまいこえで。
そんなやさしいそのこえで。
そんなこえで、ジョージのショーとは関係ないこのうたを、うたうんですか。
なんかもうあの歌声を聴いた瞬間から完全に気が狂いましたね。そして歌詞を見て追い討ちという名の殺戮でしたね。えっっっこの歌詞をっっあの歌声でっっっっっえっっっっいやこれだってっっっえっっっっ??????
それから完全に気が狂ってしまいました。
気が狂ってから5話を見返すと、これまで思ってもなかった感情が怒涛のように襲ってきます。なんですかワンペアLOVEて。私がお前らにLOVEだよ。二人でLOVEしろよ……。
CPにハマってそのことを考えたり小説を書いたり胸が苦しくなることは今までも多々あったのですが、それがひとつのCPに、しかもこんな激情が胸のうちから常に湧いてくるのは産まれて初めてでした。オタクのひとみんなこれ抱えてたの?すごくない?
エィスとジョージのことを語って発散したい。けど発散したら熱がもったいない。だからこの語りたい気持ちを全部作品という形にしたい。
自分が狂ったら静かになるタイプだと初めて知りました。自覚したら急に二人の話しなくなるんだもの。
自分の中で二人の存在を確立させてから、インターネットの神々の作品の海に飛び込んでは熱を加速させていました。
ありがとう神々。神々の作品で私は生かされている。マジで感謝。神々の作品生まれてくる世界にサンキュー。長文感想投げても許してほしい。匿名ツールめっちゃ助かるありがとう。ぼくはweb拍手がめっちゃすき。
それからというもの、無言で作品を上げ続ける毎日。
少し前にサイトを改装していたというのもあり、己の城で無限に好き勝手やってました。更新履歴みたらある時を境にエィジョ一色でわろた。
余談ですがちょいとした諸事情でもう二度とツイッターとピクシブには作品をあげないと決めていたので、それもあり好き勝手できる個人サイトで大暴れしてました。
ちなみに作品はエィジョが多いですが私はエィジョもジョエィもリバもCPなしも全部好きです。二人が存在するだけで世界に感謝。ありがとう。
脳内で整理して、出力できる話から形にしていって。そんな中でなかなか整理できないものがありました。
それは「どうやったら二人は恋に落ちるのか」です。フローチャートを脳内に作り、どうしたら恋に落ちるのか自覚をするのか自分なりに必死に考えました。中々自覚しねぇぞこの池袋エィスってやつ。
そうして考えてできた、私なりのエィスがジョージに恋に落ちる経緯。長くなりそうだけど、これはちゃんと形にしたいしなんなら物理的に残したい。
本にしようとはその時から考えてました。サイトに載せた短編も全部ぶち込んで。
ただ、当時は1冊だけ自分用に作って終わりのつもりでした。
それが、あれよあれよという間にサークル参加することになったのは友人たちのせいです。違った、おかげです。
机の上にスマホ置いてたら申し込みが終わってました。ほんまかおまえら。
まぁ本はどのみち作る予定だったので、せっかくなら一度くらいは出てみるかと。やるならやってやろうじゃねぇかと。
そこの詳しい経緯はまた今度。本のweb用あとがきにでも書こうと思います。
そうして紆余曲折を経て、わたし空色の初めての同人誌が誕生しました。
全方面に感謝しかない。ありがとう。世界が思ってたより優しい。世界輝いてるよ。
これからも池袋エィスと高田馬場ジョージを書いていくと思います。とりあえずイベント終わったから溜まってたネタをぽこじゃが書いていきたい。
のんべんだらりと、好き勝手気ままに気の向くままに、好きな時に好きなものを好きなだけ。
このモットーで生きてきましたが、ここ最近は、常にワンペアを無限に書きたい、に変換されてて自分で面白いです。良い感じに狂ってんな。
これからも二人のことを考えて激情を抱える日々になるとは思いますが、そんな日々がとても楽しいので全力で楽しもうと思ってます。
まさかこんなに長くなるとは自分でも思ってなかった。びっくりだよ。
気が狂った時に最初に受け止めてくれた友人、気付いたら申し込みしてカバーや表紙を手伝ってくれた友人たち、私が気が狂った様を見てキンプリに興味を持ちエィジョに堕ちてくれた友人。
そして作品をかいてくださる神々。
そのすべてに感謝を込めて。
せんきゅー!